2013年10月17日

「地域を守る官民一体の防災安全システム」へ

    超大型台風26号は日本列島に大きな被害をもたらしました。大都市の交通網は寸断。家屋は倒壊。道路は冠水。特に直撃を受けた東京都・伊豆大島では土砂崩れなどで死者・行方不明者が50人以上を超えようとしています。大島役場は避難勧告を行いませんでした。その理由は、「夜間だったから」というものでした。もちろん被害がここまで大きくなるとは思っていなかったのでしょう。そして東京でありながら離島である大島のような地域では、防災インフラやシステムが100%機能していない可能性もあるのではないでしょうか?

そもそも自治体の防災対応は、主に4つのレベルで行われます。

@「避難準備情報」
・災害発生の可能性が予想される状況で、非常持出品の用意等、避難準備を開始

A「一時避難情報」
・自宅内の高所など、人的被害を避けることができる場所へ一時的に自主避難を開始

B「避難勧告」
・避難行動を開始しなければならない段階であり、予想される災害が、指定された避難所への立ち退き避難が必要となる程度の場合

C「避難指示」
・切迫した状況から、災害が発生する危険性が非常に高いと判断される状況

大島役場はB「避難勧告」を行いませんでした。判断が適切だったのかは今後検証が必要になるでしょう。


  そして今後・・・。 3.11以降、私たちは防災意識が大変向上しました。しかし現実には、地域によって「防災システム」の不備や人手不足の問題などから機能にバラツキがあるのが現実です。「古びた防災無線」「車で巡回し注意を喚起する」のがやっとというのが現実なのです。さらに道路、橋、港など老朽化しており、戦後につくられた防災整備や制度を含め「今の時代・これからの時代」に使えるように大きく変わらなければなりません。

今後、我が国では東日本大震災などを踏まえ、「国土強靭化計画」として災害に強い国土づくりで10年間で総額200兆円のインフラ整備などに集中投資するといいます。特に民間の先端技術と合理性を組み入れ、安心で効率のよい防災インフラを構築することが必要でしょう。もちろん防災目的ですが、情報通信・サービスなどと結び付けることで地域活性化につながる相乗効果も見込まれます。ハードだけでなくソフトを取り入れ官・民一体となったシステムが出てくるでしょう。




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2012年07月31日

五輪、メジャー、スター選手の「引き際」

 
  編集長の志賀です。ロンドンオリンピックの真っ只中。日本人選手の悲喜こもごもの姿があります。印象的なのは水泳の北島康介選手。2大会連続で金メダルを獲得。このロンドンで3大会連続の獲得を目指しましたが、残念ながらその夢は叶いませんでした。あの負けん気の強い北島選手が、レース後に見せた表情は晴れ晴れとしておりました。引退を覚悟しているのかもしれません。今後の北島選手の活躍を願うばかりです。


スポーツ選手にとって引退は避けて通れないものです。どんな優秀なスター選手でも体力やモチベーションの低下から、成績が振るわず現役生活に終止符を打つことが求められます。大リーグのレイズから戦力外通告された松井秀喜外野手(38)も厳しい状況です。最新の報道によれば、今期での日本球界の復帰もなくなったそうです。松井選手は個人的に好きな選手です。まだまだ活躍できる技能はあると思います。しかしファンの本音としては、「巨人、ヤンキース時代の強打者」というイメージを保つプレイが出来ないのならば、「潔い引退」を決意して頂きたいものです。ファンの心に「強打者・松井」として完結させ、第二の人生を歩んでいただきたいと願っております。


「引き際」というのは、スポーツ選手だけでなく、経営者も含め働く者にとって大変大切なことです。「引き際」というと「終わり」「引退」というイメージをもたれますが、実はそうではありません。逆に「出発」「旅立ち」なのです。同じ職場や部署に何十年と居座り、大ベテランになる保守的な働き方もあります。本人は気分が良いでしょう。しかし組織から見れば、硬直した職場は「不正の温床」になり「人材育成でも逆効果」なのです。

現状に満足することなく人も企業も成長し続けなければなりません。だからこそ、さらにより高いステージを目指そうとする「戦略的な引き際」が求められることでしょう。

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